- 森一弘 著 /太田大八 絵
- 24ページ /B5変(26x23cm) 上製
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0615-8 /Cコード:C8716
聖書の語るキリストの誕生物語。
その当時の社会的視点、人々の心、祈りなどをおりこんで
聖書にそって書かれています。
日本やアメリカの街中にみられるクリスマスは、
商業主義の手あかにすっかり汚れてしまっています。
そのお祝いも、愛し合うもの同士が、互いの幸せを願って、
プレゼントをし合うという程度のものになってしまいました。
しかし、救い主の誕生は、そんなに安易で甘いものではありませんでした。
それは、暴力に満ちたこの世界の恐ろしい現実の中で苦しみ、
必死になって、叫びをあげ続けていた人びとに対する
神の究極の答えです。
そのような視点から、このクリスマスの物語をまとめました。
この物語が、クリスマス理解の一つの小さな光になれば、幸いです。
──著者のあとがきより商業主義の手あかにすっかり汚れてしまっています。
そのお祝いも、愛し合うもの同士が、互いの幸せを願って、
プレゼントをし合うという程度のものになってしまいました。
しかし、救い主の誕生は、そんなに安易で甘いものではありませんでした。
それは、暴力に満ちたこの世界の恐ろしい現実の中で苦しみ、
必死になって、叫びをあげ続けていた人びとに対する
神の究極の答えです。
そのような視点から、このクリスマスの物語をまとめました。
この物語が、クリスマス理解の一つの小さな光になれば、幸いです。
現代におきている様々な状況をあわせて子どもたちに話してあげてはいかがでしょうか。
この絵本をとおして、子どもたちに「ほんとうのクリスマス」を知ってもらえる1冊です。
著者紹介
絵:太田大八(おおた だいはち)
1918年生まれ、長崎県出身。画家・絵本作家。多摩帝国美術学校図案科を卒業。
『絵本玉虫厨子の物語』『だいちゃんとうみ』で絵本にっぽん賞、『見えない絵本』で
赤い鳥さし絵賞、『ながさきくんち』で講談社出版文化賞絵本賞、『絵本タルタル10』で
モービル児童文化賞、ほか多数の賞を受賞。
現在、子どもの本に関するさまざまな活動の交流の場「WAVE」という団体の推進に尽くしている。
文:森一弘(もり かずひろ)
1938年生まれ、 神奈川県出身。上智大学文学部哲学科を卒業。
1967年ローマでカトリック司祭になり、1985年司教に叙階。
2000年まで、東京教区補佐司教を務める。
その間、カトリック中央協議会事務局長を兼務。
現在は財団法人・真生会館の理事長として、講演活動、執筆活動、黙想指導などに携わる。
おもな著書:
『人の思いをこえて』『信徒の霊性』『カトリック司教がみた日本社会の痛み』
『しんげん』『神の発見』(五木寛之+対談者森 一弘)、『聖書のことば』など多数。
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