- 西村雄太 訳
- 192頁 /A5判 並製(ハードカバー)
- 教友社 発行
- ISBN978-4-907991-92-0 /Cコード:C3010
なぜ知性は永久不変の内容を認識できるのか。
知性の認識内容が永久不変であるなら、知性はどのようなものでなければならないか。
もし我々がこのことをディートリヒと共に真剣に考察するのであれば、我々は知性が神の完全な像として理解されるという
結論に至るかもしれない。
フライベルクのディートリヒは、1300年前後の時代に活躍したドイツ・ドミニコ会の神学者です。
本書『知性と可知的なものについて』は、彼が著した『至福直観について』と並んで二大主著の一冊とされるものの訳書となります。
初版発行:2023年4月17日
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訳者紹介
西村 雄太(にしむら ゆうた)
2018年3月、早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得退学
2018年7月、博士(文学)(早稲田大学)
現在、筑波大学人文社会系助教
主要業績
「神の内なる一匹のハエは実在する最高位の天使より高貴である―エックハルトにおける創造が与えるものとしての存在について」(『中世思想研究』所収)、「フライベルクディートリヒの神化思想―『神の像』としての人間知性の観点から」(田島照久、阿部善彦[編]『テオーシス―東方・西方教会における人間神化思想の伝統』(教友社、所収)他。
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